JapanMatrix

兎や蛙だけではありません。猿や狐のほか鹿、猪、猫や鼠も登場。

戯画ねこ

甲巻は大きく分けて5つの場面

国宝「鳥獣人物戯画」は甲・乙・丙・丁の4巻からなる絵巻物ですが、我々が親しむ図柄、特に鳥獣戯画グッズに出てくるデザインのもとはほとんどが甲巻の兎や蛙、猿などの絵柄です。

長い歴史の間に、場面の入れ替わりなど継ぎはぎ部分もあるようで、なぜここにこの場面?というところも中にはありますが、大きくは5つの場面に分かれているようです。

では甲巻を最初から見ながら、どんな場面があるのか少し味わってみましょう。実際の巻物では右から左に話が進んでいきます。

場面その一 水浴

水浴を楽しむ猿と兎。兎は鼻をつまんで飛び込んでいる
水浴の場面1
sukima_new

飛び込んだ兎に背中をぶつけられた猿と心配する猿。水を汲んできた兎『大丈夫か?』
水浴の場面2
sukima_new

鹿に乗る兎と、それに水をかける猿
水浴の場面3
sukima_new

場面その二 弓の競技

弓の競技(賭弓=のりゆみ)の的の前にいる兎と狐。狐は狐火を燃やす
弓の競技の場面1
sukima_new

弓の競技を行う蛙と兎。五対五の競技か?
弓の競技の場面2
sukima_new

宴会の準備を指示する兎。競技者兼大会実行委員長
弓の競技の場面3
sukima_new

弓の競技の後で行う宴会の準備。唐櫃(からびつ)や酒壺を担ぐ兎と蛙
弓の競技の場面4
sukima_new

宴会の準備と競技に遅刻しそうになって慌てる兎。『おーい、早くしろ!』と叫ぶ兎も
弓の競技の場面5
sukima_new

場面その三 蛙殴打事件

猿に引出物の鹿を渡す兎
蛙殴打事件の場面1
sukima_new

猪の手綱を引く蛙と世話をする兎。後ろが騒がしいので振り返る狐と兎『何かあったようだぞ』
蛙殴打事件の場面2
sukima_new

『あいつが犯人だ!』蛙を殴り走って逃げる猿を追いかける兎と蛙
蛙殴打事件の場面3
sukima_new

ひっくり返った蛙を心配する兎と蛙、狐
蛙殴打事件の場面4
sukima_new

踊る蛙を見物する蛙と猫。鼠は猫を怖がっている
蛙殴打事件の場面5
sukima_new

場面その四 相撲

相撲の様子。兎の耳をかじる蛙『痛い!』その横で反則技にクレームをつける兎の仲間
相撲の場面1
sukima_new

投げられた兎と勝ち誇る蛙。笑い転げる蛙の応援団
相撲の場面2
sukima_new

場面その五 法要

すごろく盤と袋を運ぶ猿
法要の場面1
sukima_new

法要の参列者たち
法要の場面2
sukima_new

ご本尊の蛙を前にお経を読む猿
法要の場面3
sukima_new

法要の後の場面。猿へのお礼の品を運ぶ兎と蛙
法要の場面4
sukima_new

以上はJapanMatrix編集長が楽しみながら誇張した部分がありますので、正しい内容が知りたい方はどうぞ専門書をご覧ください。

sukima_new

運営 JapanMatrix